京都府で子供の世話と両立させて仕事をしたい人を支えるために平成十八年4月に厚労省が作った施設がマザーズハローワークになります。仕事と育児の両立をしたい人ならば男性でも女性でも活用できます。利用者は次第に多くなり施設の数も増加しています。個別に仕事探しについての助言をしてもらえる「就職支援ナビゲーター」制度も準備されていて利用する人の80パーセント超の就業率の実績を持ちます。加えて、子供同伴で就職活動を可能にする「マザーズコーナー」が準備されているハローワークも増えてきています。

失業給付金の支給期間は京都府でも何年勤務したかと年齢と退職した理由によって変化します。自己都合によって退職した人で65歳未満であるケースでは勤続年数が1年以上10年未満で90日、20年未満であるならば120日、20年以上であれば150日です。仕事を辞めた理由が会社都合である特定受給資格者は、この期間と比べて長期になり、それらの分だけもらえる額についても増えていきます。また、自己都合で辞めたときには3ヶ月の給付制限が決められていて、一定の期間を過ぎないと失業保険を受け取れないのですが、会社都合によって離職した場合には特定受給資格者となるため、その制約は出てきません。