会社都合にて退職した特定理由離職者と定められると失業手当の支給期間が延びて支払われる額も多くなります。会社都合と聞くとクビというような例が思い浮かびますが、その他にも会社都合として扱われる事例は横手市でも多くなっています。給与のカット、無理な残業等のような労働状況のために職を離れた事例も会社都合になり特定受給資格者となる事例も少なくありません。さらには、結婚や夫の転勤等のため勤めている仕事場を行く事が容易でない場所に転居になった場合も特定理由離職者と認定されます。

フリーターの若年層の人数は横手市でも思うように減少していかず、大卒の就職率も毎年下落しています。そのような現況下で厚労省は正規社員で働きたい若者をサポートすることを目指した「わかものハローワーク」を全国に設けています。ターゲットとなっているのは、だいたい四十五歳未満になっていて、望むならばそれぞれに担当者が付いて職探しや面接試験の対策などの助言もしてくれます。そして、仕事をすぐに辞めてしまうという人のために新たな職に就いた後も相談に乗ってもらえるなどの手助けも行います。