障害がある方は期待通りに勤め先が見つからずに苦労しているという人が淡路市でも珍しくありません。そういった人に向けてハローワークでは専任スタッフによって就活のバックアップから新しい仕事に就いた後も相談を受け付けてもらえるなどといった手助けをしています。さらに、障がい者向けに障害者枠を用意して採用を実施している雇用主も集まってきています。障害者手帳の取得状況に影響されずにサポートを望めて、障害者総合支援法による援助を行う就労移行支援事業所においては、障がいのある人に向けた職業トレーニングや面接試験をどう受けるかについてのバックアップも受けられます。

淡路市で育児をしながら勤めたい方をフォローするために平成十八年4月に厚労省が設けた施設がマザーズハローワークになります。子育てと仕事の両立をしたい方であれば男性女性問わず活用できます。利用者は少しずつ多くなっていてマザーズハローワークの数も増えてきています。個々に就活の助言を受けることが出来る就職支援ナビゲーターの制度も備わっていて利用者の80%を超える就業率を維持しています。さらには、子供連れで就職活動を可能にする「マザーズコーナー」のある一般のハローワークも増加しています。