失業手当を受けられる期間については、宮若市でも勤めた年数と年齢と離職した理由で差が出ます。自己都合によって会社を辞めた人で65歳未満の時では働いた年数が１年以上10年未満なら９０日、20年未満であるならば120日、２０年以上で150日です。離職した理由が会社都合である特定受給資格者は、自己都合の人の期間とくらべて長くなって、結果的にもらえる額についても高くなっていきます。さらに、自己都合により仕事を辞めたときは3カ月の給付制限というものが設定されていて、指定の日数を経過しないと失業保険を受給できないのですが、会社都合によって退職した場合は特定受給資格者となり、そういった制約はありません。
国内においては女性の内６０パーセントを超える人が妊娠などによって会社を辞めますが、現実的には25歳から49歳の女性の内３００万人を超える人が仕事したいというような気持ちを抱いているのが実際のところになります。内閣府の予想によると、そういった方たちが会社に勤めると国内総生産が1.5%増加すると見込まれています。子育てをする女性がもう一度働くのをバックアップすることを役割りとして厚労省が設立したのがマザーズハローワークであり子育てをしながら働ける勤め先の紹介を行っています。利用者の職が見つかる割合は高くなっていて、マザーズハローワークの数も少しずつ増加傾向になります。
